7月の東京都知事選で165万票を集め、2位に入った前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が8日、X(旧ツイッター)を更新。国民民主党の玉木雄一郎代表が提唱する所属議員への取材については、取材依頼をいただき党内決裁を経た上で対応するとの方針について言及した。
玉木代表は、鳩山由紀夫元首相の息子で今回比例で初当選した鳩山紀一郎氏が党の新人研修会を出席した際に、メディアが取材を強行した件について言及。「国民民主党は新人議員に限らず所属議員への取材については、取材依頼をいただき党内決裁を経た上でお受けしております」とした上で「今日も再三、党職員がお願いしたにもかかわらず撮影を強行され、こういう形の報道になってしまったことは残念です。どうか、ご理解、ご協力お願いします」と訴えた。
石丸氏は玉木氏の投稿を引用する形で「お互いに職業人として最大限の配慮があるべきです」とした上で「もっとも、この記事の流れだと、取材を承諾した鳩山紀一郎氏に非があるのでは?党首は経緯を把握されたのでしょうか」と投げかけた。そして「何より、公人は公に取材を受ける義務があるはずです。国民よりも党を優先する規定は正しくないと感じます」と続けた。
石丸氏の投稿に対し「めちゃくちゃ難しい… 石丸さんの仰る事もその通りだと思うし、新人の失言狙いのマスメディアから、この大事な時に党や本人を守るリスクヘッジをしたいという玉木さんの考えも分かるし…」「公人は公に取材を受ける義務がありますね。党の調整を図るなら、それは党内の問題。取材対応ガイドラインを決め、所属議員に周知した上で所属議員が取材に応じるのが妥当かと思います」「まあこれは石丸さんのおっしゃることが正しいように思います。確かに新人を守りたいという気持ちもわかるが、鳩山さんももうすぐ50歳よ?一般企業の新入社員ではないし、ましてや公人ですからね」などのコメントがあった。