元K-1ワールドGPウエルター級王者でユーチューバーとしても活動する総合格闘家の久保優太(37)が8日までにX(旧ツイッター)を更新。SNS上で拡散されて物議を醸している少年空手の試合動画に言及した。
話題になっているのは、小学生の空手試合で「待て」の合図で試合が一時中断したにもかかわらず、背を向けた相手選手に背後から頭部に蹴りを入れるワンシーンが収録された動画。投稿者によれば、反則行為を受けて倒れ込んだ選手はその後、頸椎捻挫で手足が麻痺し救急搬送されたという。
久保はこの投稿動画を引用し、「これはヒドイ」と反応。「確かにプロでは試合中に背中を向けスキを見せる行為は良くない。だがこれは小学生の子供の試合」とした上で、「僕も小学生から武道を学んでる者として、子供に格闘技を普及させるキッズ教室をやってる者として言うが、試合の勝ち負けよりも日本人として大切な武道の精神を指導してあげるべきだ」と訴えた。