岡田将生(35)主演のテレビ朝日系ドラマ「ザ・トラベルナース」(木曜午後9時)の第5話が14日に放送され、平均世帯視聴率が10・4%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・9%だった。
優秀だがプライドが高く、感じの悪い岡田演じる那須田歩。物腰は柔らかいが大うそつきな中井貴一(63)演じる九鬼静。同作はこの最強ナイチンゲール・コンビの活躍を描き、世帯平均視聴率12・1%を記録したヒットドラマ2年ぶりの続編となる。
◆第5話のあらすじ
静の少年時代をよく知る同級生五味武久(段田安則)が、がんを患い、偶然にも静のいる西東京総合病院に入院した。ところが入院初日から、歩もあきれ返るほどのパワハラ三昧。わざわざ私物を届けに来てくれた部下の茶谷啓介(中島広稀)に罵詈(ばり)雑言を浴びせたかと思えば、検温しようとする金谷吉子(安達祐実)中村柚子(森田望智)も不遜な態度で門前払い。かたや吉子は、半人前のくせに文句ばかり言う柚子を厳しく指導。歩らは、連日ピリつく2人をなだめようと腐心する。
ところが、ついに不満を爆発させた柚子が愛川塔子看護部長(寺島しのぶ)にパワハラを直訴。塔子は吉子のプロ意識に理解を示しつつも注意を促す。
その直後、不意の病状悪化で手術適応外となり、ますます情緒不安定になった五味の横暴ぶりに柚子がブチギレ。医師でもないのに、勝手に余命宣告してしまうのだった。そんな柚子に吉子は痛烈なビンタを食らわせる。
この一件を知った薬師丸卓院長(山崎育三郎)は塔子に対し、吉子の解雇を示唆。一方、死期が近づく五味の心に懸命に寄り添おうとする静だったが…。