元外相の田中真紀子氏が11日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演。少数与党での政権運営について言及した。
田中氏は「具体的にできる事は速やかにやらないといけませんし、できないことには理由を言う。政治で大事なことは説明責任。透明性と説明責任を持って理由を言うこと。この2つを与党がしっかりやって、国民が納得すれば、野党を支持する人たちも理解する。しかし、はぐらかしているとすぐに行き詰まる」と持論を述べた。
11日に行われた自民党と国民民主党の党首会談にも触れ「玉木さんが103万円の壁の引き上げについて言及した。すると、『進めるべき政策はやっていこう』と石破さんが答えた。具体的な中身を玉木さんが言っているにも関わらず、進めるべきかどうかの事実について答えていない。自民党的な古いいやらしいやり方」と指摘した。
田中氏は「やる気がないんじゃないかと私は思いますけどね。石破さんに限らず、自民党が総すかんになる理由はここなんですよ。もっと説明責任、事実をはっきり言ってくれなければ困る」などと語っていた。