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国民・玉木代表、謝罪の街頭演説「恥を忍んで来た」聴衆から「ばかたれ」「頑張れ」賛否の声飛ぶ

日刊スポーツ 2024年11月11日 19時46分

「元グラビアアイドルとの不倫デート」を一部メディアに報じられ、事実関係を認めて謝罪した国民民主党の玉木雄一郎代表(55)は11日夜、東京・有楽町で街頭演説した。「恥をしのんでここに来ました」と述べ、集まった聴衆に対し、不倫報道をあらためて謝罪した。

玉木氏をめぐっては「FLASH」がウェブ記事で、元グラドルで玉木氏の地元香川の「高松市観光大使」を務めるタレント小泉みゆき(39)との「不倫」を報道。玉木氏は記者会見を開いて「おおむね事実です」と認めた。

11日夜、JR有楽町駅前で党が開いた街頭演説に登場した玉木氏は、用意されたステージには上がらなかった。「(衆院選では選挙カーという)高い場所からみなさんを見下ろすような形になり、自分の中で慢心や勘違いが起きたことを深く反省しています」と主張。「期待を寄せていただいた方におわびを申し上げたい」と述べ、頭を下げると「ばかたれ」「ふざけんな」「頑張れ」と、賛否両論の声が飛んだ。

衆院選で大躍進し、少数与党になった自民党に選挙で訴えた「103万円の壁」の引き上げ実現を強く迫っているタイミングで報じられた、不倫問題。玉木氏は「今本当に大事な時期なのに、悔やんでも悔やみきれない。家族には謝罪を続けたい」とした上で、「103万円の壁」見直しについて「全力で取り組みたい」と訴えた。

「情けない代表」「未熟な代表」と自虐的に語りながらも「103万円の壁の引き上げは、今の日本に必要なんです。あらためて力を貸してください」「後押しをしてほしい」と、必死に訴えた。最後は「玉木コール」が起きたが、演説という名の「釈明」は、わずか10分あまりで終わり、玉木氏はすぐにその場を後にした。

この日の街頭演説は、国民民主党が恒例で開いているもの。当初は、玉木氏に劣らぬ人気の榛葉賀津也幹事長の登壇も予定されていたが、玉木氏が1人で対応した。榛葉氏は謝罪を続ける玉木氏の横で、そっと見守り続けた。

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