「元グラビアアイドルとの不倫デート」を一部メディアに報じられ、事実関係を認めて謝罪した国民民主党の玉木雄一郎代表(55)は11日夜、東京・有楽町で街頭演説した。「恥をしのんでここに来ました」と述べ、集まった聴衆に不倫報道をあらためて謝罪した玉木氏の横には、ともに党を引っ張ってきた「盟友」的立場の榛葉賀津也幹事長(57)が寄り添い、玉木氏の「謝罪演説」を見守った。
玉木氏をめぐっては「FLASH」がウェブ記事で、元グラドルで玉木氏の地元香川の「高松市観光大使」を務めるタレント小泉みゆき(39)との「不倫」を報道。玉木氏は記者会見を開いて「おおむね事実です」と認めた。
この日の街頭演説は、党が定期的にJR新橋駅前で開いている恒例のもの。この日は場所を替えてJR有楽町駅前での実施となった。当初は玉木氏と榛葉氏による街頭演説の予定だったが、不倫報道を受けて玉木氏が1人で演説した。
榛葉氏は、玉木氏とともに演説場所に姿をみせた。玉木氏の肩をぽんとたたいたり、耳で何かささやいたりした。その上で、謝罪する玉木氏とともに頭を下げ、集まった聴衆に謝罪の意を示した。
衆院選で大躍進し、少数与党になった自民党に選挙で訴えた「103万円の壁」の引き上げ実現を強く迫っているタイミングで報じられた、玉木氏の不倫問題。榛葉氏は街頭では何も語らなかったが、玉木氏は「今、本当に大事な時期なのに、悔やんでも悔やみきれない。家族には謝罪を続けたい」とした上で、「103万円の壁」見直しについて「全力で取り組みたい」と訴えた。