国民民主党の玉木雄一郎代表は12日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜午後7時30分)に出演し、元グラビアアイドル小泉みゆき(39)との不倫報道を受けた自身の進退について問われ「生き恥をさらしてでも、今は『103万円の壁』引き上げを全力でやりたい」と述べ、代表辞任や議員辞職の考えはないことをあらためて表明した。
2016年に不倫を報じられた元衆院議員の宮崎謙介氏や、今年「パパ活」を報じられた宮沢博行元衆院議員は、女性問題を受けていずれも議員を辞職している。松原耕二キャスターに「しばらく謹慎は考えないのか」と問われた玉木氏は「生き恥をさらしてでも、今は『103万円の壁』の引き上げを全力でやりたい」とした上で「その結果も含めて(進退を)どうするかは、いろんな判断がある」と、「103万円の壁」引き上げが実現した場合に、進退を判断する可能性に触れた。
一方で「今はどんなに批判をされても、生き恥をさらしても、『103万円の壁』の引き上げに責任を果たし、少しでも信頼回復に努めたい」と、衆院選で訴えた肝いり政策に対する執念をうかがわせた。