古市憲寿氏、自民新人女性ペア“禁止行為”への批判に疑問「どうしてダメなの?」
社会学者の古市憲寿氏(39)が13日までにX(旧ツイッター)を更新。自民党の新人議員が本会議場内で禁止されている写真撮影を行ったことに対する批判の声に疑問を投げかけた。
10月の衆院選で初当選した自民党新人の福田かおる(39)向山淳(40)の両衆院議員が11日、特別国会に初登院した際、禁止されている議場内での撮影をしたとして、それぞれのXで謝罪。福田氏は「議場での撮影が禁止されていることを知らず、本日、写真を議場内で撮影をしてしまいました。また、同僚議員の方にもお声がけをしてしまいました」と認め「お詫び申し上げます。より一層勉強するとともに、気を引き締めてまいります」と記した。
SNS上では両議員への批判の声が相次いだが、古市氏は「この一件を批判している人は、なぜ議場が撮影禁止かを合理的に説明できるんだろうか。テレビカメラもあるから保安上の理由ではない。どうしてダメなの?」と素朴な疑問を呈し、続けた。
「意味があるのかないのかわからないルールを無批判に受け入れて、そこからはみ出す人がいたら嬉しそうに批判する社会って、気持ち悪いんだけど。まあ国会議員は立法府の一員であり、法律さえ作れる立場にあるんだから、まずは足元のルールくらい変えてみせてよ、という批判ならわかる」との思いをつづった。