朝鮮中央通信は12日「6月19日平壌(ピョンヤン)で締結した、朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦の間に、包括的で政略的な同伴者関係の条約が、批准手続きを終えた」と伝えた。
条件には有事の際に総合支援を定めており、事実上の軍事同盟との内容になっているという。韓国各メディアは「条約の期限は無期限」と伝えた。
イーデーリーは13日「北朝鮮が公開した全文によると、この条約は全23項目があり、特に核心となるのは、第4条の『お互いに、国が侵攻を受けて戦争状態になった場合、UN憲章第51条と各自の国内法に従って、即時に軍事援助を提供する』との内容が含まれている」と報じた。
最近ではウクライナのゼレンスキー大統領が、同国が越境作戦を展開するロシア南西部で、ロシア側についた北朝鮮兵と交戦があったことを明らかにするなど、ロシア軍への北朝鮮の派兵が懸案となっている。