政治ジャーナリスト鈴木哲夫氏(65)がTBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に出演。石破茂首相(67)とドナルド・トランプ米次期大統領との関係性について私見を述べた。
鈴木氏は石破首相とトランプ氏との関係について、安倍晋三元首相を例に挙げ「もちろん対等にやっていたんですけど、トランプ氏が『安倍さん、安倍さん』とやっていたかと言うと、裏では結構めちゃくちゃなことを言っていたんですって。安倍さんは対等というより、一生懸命いろんな手でストップかけてきた。安倍さん自身がトランプ氏と話す時には相当心していた」と話した。
トランプ氏は「ご存じのように商売人だから、『これを買ってくれるから、これをやっていいぞ』とか。そうやってくるんですよ」と解説。一方で「石破さんにはその外交力が果たしてあるのか、未知数じゃないですか。外務大臣もやったことはないので」などと語っていた。
その上で、石破首相の強みは「防衛」と指摘。「トランプさんには防衛の力とか知識を含めて、あんまり強くない。権威主義のトランプに対抗するには、一緒にゴルフに行くよりは、石破さんの得意の防衛を徹底的にやる。こういう関係でいくのがベストではないか。それを石破さん、やり切れるかということですね」と私見を述べた。