先月17日に76歳で亡くなった、俳優西田敏行さんがナレーションを担当していた、テレビ朝日系「人生の楽園」(土曜午後6時)が16日放送された。この日から、共演してきた菊池桃子(56)とともに、同局小木逸平アナウンサー(50)ナレーションを担当した。
番組冒頭は「今週は何か良いことありましたか? 私ね、思うんですよ。人生には楽園が必要だってね」という西田さんの語りでスタート。番組テロップにも「 オープニング 西田敏行」と記された。
その後、長年西田さんと案内人を務めてきた菊池と小木アナの声で「今週からしばらくの間、私菊池桃子と、テレビ朝日アナウンサー、小木逸平が案内人を務めさせていただきます」とナレーションが入り、番組名「人生の楽園」はあらためて、西田さんの声で呼びかけられた。
西田さんは2003年から20年以上同番組でナレーションを担当。菊池とともに「案内人」として出演していた。西田さんの訃報を受け、先月19日には「追悼アンコール 西田敏行20周年スペシャル」を放送。冒頭で、ともに案内人を務める菊池のナレーションで「20年以上にわたって『人生の楽園』の案内人として番組を支えてくださった西田敏行さんが10月17日にお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます」とテロップとともに追悼していた。
また、先週9日の放送では「西田敏行さんのナレーションは10月3日に収録したものです」と番組テロップが入り、西田さん最後のナレーション回を放送していた。