フリーアナウンサー古舘伊知郎(69)が17日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に生出演。「103万円の壁」見直しで注目される国民民主党玉木雄一郎代表(55)が、自らの不倫問題発覚後の同党の危機管理反応について触れた。
11日の首相指名選挙の始まる約5時間前に、玉木氏が自らの不倫報道について認めて謝罪した会見を開いたことと、103万円の壁の関連について、古舘は「これで玉木さんは不倫があったんで、やっぱり自民党が値切ってくると思うんですよね。(無税で年収上限)178万円までなんて7兆~8兆円の減税で地方だけでも知事が怒ってますからね、(約半分の)4兆(円)の減税だって。だから(壁を)113万円ぐらいにしてよ、とか」などと話した。
そして古舘は「今回ね、国民民主党の危機管理すごいな、と思ったんですよ」と話し「地元高松の方に聞いたら、(不倫関係とされたグラビアアイドル小泉みゆきとは)その筋では有名で、今に始まったことではないので、『いつ出るか』って時にこのタイミングだったんで、いろんな力が働いたな、と。(不倫報道が)事前に出ることが分かっていたから、危機管理として伊藤孝恵さんという参院議員の女性の方がXで『千載一遇のチャンスに何やってくれてんだよ』って怒ってる。最後は、とは言うものの審判を下せるのは『宇宙でだった1人だけ、妻だけだとも思います』とも言っているんです」と解説するように話した。
古舘は「こうやってバッバッバッバッバ、ってみんなが怒ることで、玉木さんが相対的に『ごめんなさい』状態でいこうとしてるのはあざやか」と玉木氏の謝罪会見と前後して、党の関係者が危機管理を敷いたことについて称賛し「党内でケンカみこしみたいになってるガンガン怒りながら持ち上げている」と評した。