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蓮舫氏「ネットde真実が広がり、それがあたかも事実となって…」兵庫県知事選を念頭にX投稿

日刊スポーツ 2024年11月18日 10時25分

7月の東京都知事選に出馬した立憲民主党元参院議員の蓮舫氏は18日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、17日に投開票された出直し兵庫県知事選で、当初劣勢が指摘されながら終盤の大逆転で、前知事の斎藤元彦氏(47)が勝利したことを念頭に投稿した。

斎藤氏は、パワハラ疑惑などを記した告発文書問題を受け、県議会による全会一致での不信任決議を突きつけられ、失職した上で、出直し知事選に立候補した。当初の劣勢予想の中、SNSを駆使した選挙戦略を含めて急速に支持を広げ、ふたをあけてみれば約110万4000票を獲得。先行が伝えられていた前尼崎市長の稲村和美氏に14万票近い差をつけ、他の6人の候補を引き離して破った。

一方、SNSで拡散された情報の中には、真偽の判断が難しいものも含まれていたと、選挙戦後にあらためて指摘されている。

蓮舫氏は、兵庫県知事選だとは言及していないものの「選対は勝利のため、SNSはインプレッションのため。ネットde真実が広がり、それがあたかも事実となって拡散されたかのよう。なぜ再選挙になったのかが覆い隠された選挙だったのではないでしょうか」と、記した。

自身が立候補した都知事選では、SNSをきっかけに広がった支持をさらに拡大させた石丸伸二氏に抜かれ、獲得票数は全体の3位に沈んだ。

蓮舫氏は「私も直面し、私の言葉や政策が届かなかった反省と学びを今一度」とした上で「選挙はビジネスではなく有権者のもの。私は声を上げ続けます」とも、つづった。

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