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山口真由氏「アメリカに近づく予兆」斎藤元彦氏再選に「陰謀論とすると離れた人は戻ってこない」

日刊スポーツ 2024年11月18日 11時44分

元財務省官僚で信州大特任教授の山口真由氏(41)が18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)にコメンテーターとして出演。17日投開票の兵庫県知事選において、無所属の前職斎藤元彦氏(47)が、元尼崎市長稲村和美氏ら無所属6新人を破り再選を果たした件に言及した。

番組では再選を果たした斎藤氏の選挙戦の舞台裏を特集した。山口氏は「メディアの分断と言われているアメリカに、日本も近づく予兆をこの選挙で感じました」と言及した。

「確かにSNSの情報は不正確なものもある。だからってこれを十把ひとからげで陰謀論と報じると、既存のメディアから離れた人は戻ってこないと思うんですね」と話した。

続けて「庁舎の建て替え問題とか、県庁職員の問題とかいろんな事実もあるわけですよね。一方で『モーニングショー』は公益通報に焦点を当て続けましたけど、その既存のメディアの中にはパワハラの詳細を報じ続けたところもありますし」とこれまでのテレビなどでの報道にも触れた。

また「県議会も補助金の問題に決着がつかないままパワハラの詳細を百条委でやって、全員一致で不信任決議をした。『議論が不十分だったんじゃないか』と思ってらっしゃる方もいると思うので、県議会とか既存のメディアっていうのも一定の反省をし得る部分あるのかなと思いました」と主張した。

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