渡辺謙(65)が18日、難波八阪神社(大阪市浪速区)で、ディズニー映画「ライオン・キング:ムファサ」(12月20日公開)の大ヒット祈願&トークイベントを行った。
19年に公開されたディズニー超実写版「ライオン・キング」の始まりの物語。冷酷な敵ライオン・キロスから群れを守るため、新天地を目指す旅の過程で孤児から王へ運命を切りひらくムファサと、彼の運命を変える“弟”タカ(スカー)の若き日の物語が描かれる。
冷酷な敵ライオン・キロスの声優を務める渡辺は「ディズニーに出たかったけど、声がかからなかった」と笑わせ、作品について「人間社会を投影しているテーマが隠されているからこそ、老若男女の心に刺さる」と話した。
難波八阪神社の境内にある、高さ12メートルの獅子殿は、邪気をのみ込み商運、勝運を招くといわれている。
阪神ファンの渡辺は、獅子殿でのイベントの最後には藤川球児新監督が就任した阪神タイガースの話題に。8月1日には、阪神甲子園球場の球場開場100周年の記念式典のナビゲーターを務めた。式典後の会食で、藤川監督と雑談。その際、「もう何年か後に(監督の)オファーが来たら絶対やってね」と哀願すると、藤川監督は「いや~」と笑顔を浮かべていたエピソードを明かした。
この日のイベントでは「藤川阪神」に「とってもいい人選」と太鼓判を押し、「論理的で勝負勘があり、岡田監督と、金本さん、矢野さんのいいとこ取りの監督になるんじゃないかなと思っている」と熱く語った。
2月沖縄キャンプには「行きたい。言ったからには行きます」と宣言。早くも来シーズンに向けて“臨戦態勢”に入った。