ジャーナリストの立岩陽一郎氏が19日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。17日投開票の兵庫県知事選で斎藤元彦前知事が再選されたことについて、リスタートを強調した。
「賢い人がリーダーにあるわけではなく、人々に選ばれた公職者が県政を引っ張る。県議も民意を踏まえて昨年の統一地方選で選ばれている。知事と県議は対等。県庁の職員は知事のために働くのではなく、県民のために働く。それぞれが再スタートする。それでいい」とコメントした。
斎藤知事は県議会から不信任決議を突きつけられて辞職。出直し選挙となった。不信任決議を出したある県議が、ネット上でデマや誹謗(ひぼう)中傷を受け、家族に危険が及ぶとして県議を辞職する異常事態まで出ている。「そんな事態はやめて」と立岩氏は注文していた。