アルピニスト野口健氏(51)が19日、X(旧ツイッター)を更新。日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事(49)が、兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事(47)に連携を呼びかけたことに違和感を示した。
吉村氏は18日、自身のXで「斎藤さん、改めて、当選おめでとうございます」と斎藤氏を祝福。「兵庫県民の皆さんは斎藤さんを信任しました。僕自身、斎藤さんに色々と言いましたが、県民の皆さんの最終判断がでました。兵庫大阪は連携した方が関西にとって良いことは間違いないので、今後とも連携させて頂きたいと思います」とメッセージを送った。
野口氏はこの投稿に対し、「この度の選挙で維新さんは斎藤さんとの関係を絶ったのだと、少なくとも私はその様に受けとめていました。故に『今後とも』という表現には些か違和感を覚えます」と言及。「齋藤さんを切った訳ですから、まずはそこに言及された上で『関係を修復し再度、連携していきたい』というメッセージの方が吉村さんらしいと思います」とうながした。
日本維新の会は2021年知事選で自民党とともに斎藤氏を推薦。9月、パワハラ疑惑などで告発された斎藤氏の辞職と出直し選挙を求める申し入れ書を服部洋平副知事に提出。吉村氏は「現状、兵庫県政が前に進みにくい状況になっているのは事実」とし、県議会調査特別委員会(百条委員会)での斎藤氏の証言を「兵庫県民の理解が得られるものではなかったと思っている」と指摘していた。