兵庫県知事選で再選した斎藤元彦知事(47)が19日、兵庫県庁に初登庁し、就任記者会見に臨んだ。
斎藤氏はパワハラなどの疑惑が挙げられた告発文書問題で責任を問われ、9月の県議会で全会一致の不信任決議を受けて失職した。知事選では、SNSを駆使して支持を広げ、再選を果たした。
県議会では調査特別委員会(100条委員会)による疑惑の検証が続いており、25日に斎藤氏を証人尋問する予定だが、斎藤氏は当日は、政府主催の全国知事会議が東京であり「出席が難しい状況になっている」とし、すでに秘書課から県議会事務局に伝えているといい、「公務の場合は出席が難しいというのは1つの理由として想定されている」と説明した。
今後の証人尋問について「自分が答えられることをしっかりと答えていく。真摯(しんし)に対応していく」とした。