元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏(67)が19日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。17日投開票の兵庫知事選で無所属の前職斎藤元彦氏(47)が再選したことをめぐり、斎藤氏への過去の発言を謝罪した。
「東国原英夫 兵庫県斎藤知事に対する私の言動で不快な思いをされた方、全ての方にお詫びを申し上げます」と題した動画をアップ。「今回、私の言動で不快な思いをされた方、全ての方にこの場を借りておわびを申し上げたいと思っています。どうも、申し訳ありりませんでした」と頭を下げた。
そして「私も含む、いわゆるオールドメディア、マスメディアも反省するところは反省し、改めるところは改めて、そしてまた次に進めたらいいのかなと思っております」とした上で「これまで数百回の選挙に携わることもあるし、見てきました。今回の選挙っていうのは、やはり私が経験した中で特異な、そして特筆すべき選挙だったのかな」と語った。
さらに「この選挙に至った背景だとか、選挙のプロセスだとか、各候補者の選挙戦略だとか選挙を進めるプロセスだとか、有権者の動向であったり。オールドメディアって言っていいんですかね、マスメディアとネットメディアのその報道の仕方も含めて非常に勉強になった」と振り返った。
東国原氏は18日のTBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)で「この結果でSNS等々で、東国原に対して、批判の声がありまして」と明かした。
そして「斎藤氏に対して『謝罪しろ』『謝れ』と。今まで否定的、どちらかというとネガディブな問題指摘をさせてもらった。『そしれはけしからん、謝れ』ということなんですよ。なので、それは…申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
さらに「一応謝るというのは不快な思いをさせた方々には謝るのかな」と謝罪理由を説明。一方で「選挙政治というのは賛否両論あるんですよ。こちら側が否定的だった候補が当選したからと言って、なぜその問題提起をした人間が謝罪しろということになるのか。ネットの論調ってこういう論調なんですよ。どうなのかなと思うんですけど、謝れというなら本当に申し訳なかったと思います」とした。