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脊髄梗塞公表の佐藤弘道、ヘルプマーク取得「人混みで人を避けることが出来ません」

日刊スポーツ 2024年11月20日 16時11分

6月に脊髄梗塞を公表した「ひろみちおにいさん」ことタレント佐藤弘道(56)が、20日までにブログとインスタグラムを更新。援助や配慮が必要であることを周囲に知らせる「ヘルプマーク」を受け取ったことを報告した。

佐藤は「今日、ヘルプマークをもらいました」と報告。取得した理由について「私は人混みで人を避けることが出来ません。その場合、立ち止まって相手が通り過ぎるのを待ちます。その時、『何で避けないんだ!』と睨まれる時があるので、ヘルプマークをもらいました。私は見た目が普通と変わらないのですが、下半身麻痺(特に左足)があるので、避けたくても避けられないのが現状です」と説明。「『避けたいけど避けられない』というのが現状なので、相手に不快な思いをさせないためにもヘルプマークをもらいました」と周囲に対する配慮もあり、取得を思い立ったという。

現在は、タワーマンションの30階超の階段を10分で上るなど、復活を目指してハードなリハビリを続けている。「僕は町で出会う(見かける)ヘルプマークを付けている方よりも症状は軽いので、特に援助はいりません」と断った上で、「ただ、下り階段は手すりが無いとうまく降りられない、また避難をする時に走る事が出来ないので、誰かの手をお借り出来ればと思います」と、緊急時などに周囲の支えが必要な現状も伝えた。そして「皆さん、もし街中でヘルプマークを付けている方を見かけたら、全面的な援助が必要なのか、一部の支援が必要なのか、または何も必要がないのか、ちょっとだけ気にしてあげてください。そして、全面的な援助が必要か、または一部を支える支援が必要なのか、あるいは今は必要がないのか、ぜひその場でご判断をお願いいたします」と呼びかけた。

佐藤は今年6月、脊髄への血管が詰まってまひや感覚障害を引き起こす「脊髄梗塞」を発症。緊急入院した。懸命なリハビリや理学療法などで回復し、8月20日にインスタグラムで退院したことを報告。現在はX(旧ツイッター)を通じて同じくリハビリに励んでいる人に向けエールを送っている。

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