女芸人NO・1を決める「THE W 2024」ファイナリスト発表会見が20日、行われた。8度目の大会は過去最多の903組がエントリー。決勝に進出した12組が、優勝に向けての意気込みを語った。
決勝進出者は足腰げんき教室、エルフ、おかずクラブ、河邑ミク、キンタロー。、紺野ぶるま、忠犬立ハチ高、にぼしいわし、ぼる塾、もじゃ、やました、レモンコマドリの12組。決勝の模様は12月10日午後7時から日本テレビ系で生放送される。優勝賞金は1000万円。
決勝初進出の足腰げんき教室くろさわ（31）は「1年間これに懸けてたんで、最高です」と笑顔。昨年準優勝のエルフ荒川（28）は「今年も本当にもうやばい、ほんまうれしい！ THE Wは私の青春なんですよ」とハイテンションで伝えた。優勝賞金の使い道を聞かれると「24時間テレビでマラソン走ってみたくて。賞金でつけまをいっぱい買って配りたい！」と話した。
「THE W」8度目の挑戦で初めて決勝進出をつかんだキンタロー。（43）は、得意の顔芸をしながら「本当にうれしいです、ありがとうございます！ やっと来れたこのフロアに」と歓喜。今年3月に松竹芸能を退社し、フリーで活動している。会見では松竹芸能所属の河邑ミク（30）、紺野ぶるま（38）に挟まれ「“脱竹”しましたから！ 居心地悪いよ！」と笑いを誘った。
ぼる塾酒寄希望（36）は22年に育児休暇から復帰。昨年の「THE W」では初めて4人体制で、地上波テレビでネタを披露した。酒寄は「前回エルフに敗れた瞬間から、もう今年の年末を空けておこうと思って。次の勝負は始まってた」と語った。あんり（30）は「酒寄さん、Wのこと『復讐（ふくしゅう）』って呼んでるから…」と明かし、笑いをさらった。
決勝は4組ずつ3ブロックに分けて行い、審査員6人と国民投票枠を含めた1票も加えて審査。各ブロックで勝ち残った3組で最終決戦を行う。3ブロックに分ける抽選会は後日実施。決勝のMCはフットボールアワー後藤輝基と黒田みゆアナウンサーの2人が届ける。
「THE W」では17年に第1回が行われ、初代王者にはゆりやんレトリィバァが輝いた。その後、第2回で阿佐ケ谷姉妹、第3回で3時のヒロイン、第4回で吉住、第5回でオダウエダ、第6回で天才ピアニスト、第7回で紅しょうがが優勝している。
会見には大会サポーターを務める、お笑いコンビ、相席スタートの山添寛（39）も出席。ファイナリストのやました（27）は会見に電話で出演した。