相撲好き女子「スー女」のタレント山根千佳（28）が21日、X（旧ツイッター）を更新。角界のご意見番だった元横綱でNHK相撲解説者の北の富士（本名・竹沢）勝昭さんの訃報を受け、追悼した。
山根は「ええ…北の富士さん…ちょっと心が追いつきません…どうしよう…寂しすぎます…あぁ…辛すぎる」とショックをつづり、「もう北の富士さんの解説が聞けないと思うと辛くてたまらない。あの北の富士さんにしか言えない、あの"勝昭節"が聞けないなんて。どうしましょう。本当に困った。現実だと思いたくないです。悲しいです」と吐露した。
かつて1度だけ一緒に酒席を共にしたことがあるといい、北の富士さんに肩を抱かれたツーショットを公開。「昔のお相撲のお話しを沢山してくださり、本当に本当に夢のような時間でした」と振り返り、「勝昭さん嘘だと言ってくださいよ…またあの粋な赤のライダースジャケットや、お洒落な和装姿で、勝昭さんらしい解説を聞かせて下さいよ…大ファンでした」とつづった。
続く投稿でも「北の富士さんが楽しそうに、嬉しそうに、きゃっきゃ解説している姿が目に焼き付いています。時には四股名がごっちゃになってすっとぼけたり、近年は宇良ちゃんが大好きでしたね」としのび、「昔話ももう聞くことはできないんですね。琴風さん、舞の海さんとのトリプル解説も楽しみにしていました。寂しいです」と悼んだ。
北の富士さんは、名門出羽ノ海一門を破門されたが、70年初場所後に52代横綱に昇進して通算10度優勝。引退後は千代の富士、北勝海（現八角理事長）の両横綱らを育てた。関係者によると秋場所後に体調を崩して、入院していた。82歳だった。