元TBSキャスターで立憲民主党の杉尾秀哉参院議員(66)が20日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新し、兵庫県知事選をめぐる読売テレビ特別解説委員の高岡達之氏のコメントについて、私見を記した。
高岡氏は日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)で、兵庫県知事選に当選した前職の斎藤元彦氏(47)に関連して、自身の当選を目指さずに斎藤氏支援のため知事選に立候補した「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)の意見について「おっしゃっていることを忖度(そんたく)なしにちゃんと聞くべき」との持論を展開。杉尾氏は、この様子を投稿したポストを引用し「この解説委員は大丈夫ですか?」と記した。
高岡氏は番組で、立花氏について「犯罪行為も違法行為もしてない。これは事実です。有権者の皆さんは、SNSにいろんな情報が混在している、ということは百も承知だと思います。その中で、自分が頼りにするものがなければ、自分の判断を最優先される、と。僕は(有権者は)SNSに操られたんではなくて、立花さんは『考えてみませんか?』と。テレビをご覧の皆さんも立花さんに対する賛否はいっぱいあると思いますが、僕は今回は、立花さんは注意喚起をしたと(思う)。一度、ご自分で調べてみませんか、事実でこういうことはそうですよね、と。だから僕は、立花さんがいろいろ扇動した、とは思わないです。きっかけを与えた、とは思います」と発言していた。
斎藤氏は、元尼崎市長稲村和美氏ら無所属6新人を破り再選を果たした。