元テレビ朝日社員の玉川徹氏(61)が22日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。ドジャース大谷翔平投手(30)が満票でMVPを獲得したことについて言及した。
発表前の時点でスタジオは、大谷がどこにいるかの話題で持ちきりだった。MCの羽鳥慎一が「あまり細かくどこにいるとか詮索するのもあれですが、日本ですね」と切り出すと、長嶋一茂も「日本ですね」と同調した。
元テレビ朝日社員の玉川徹氏も、大谷の通訳を務めるウィル・アイアトン氏(35)が前日21日の第3回WBSCプレミア12の侍ジャパン対アメリカ戦を観戦していたことに触れ「日本で…温泉じゃね? どなたかのお宅なんじゃないですか?」と推察した。
長嶋は「日本から中継回線引っ張って、アメリカに持ってっているからね。それなりのところじゃないと事故が起きた時に大変だから。どっかの温泉とかっていうわけにも。まさか中継車持って行かないでしょう、温泉まで」と語った。それを受け、玉川氏は「どなたか大きなお家の方の庭に置いて、中継車を。ということだろうと思います」と持論を展開した。
その後、大谷の満票MVP受賞が発表。大谷が出演していたMVP発表番組のズームが緩くなると、隣には真美子夫人がいた。
羽鳥は大谷の動画を見てひと言「アメリカだ」とコメントし「大谷さん、MVPです」と実況した。
玉川氏は「今年もやってしまいましたね。日本にいるんじゃないかって。日本じゃなかったっていうね」と語った。羽鳥は「適当なことを言ってしまいました」とコメント。長嶋も「お許し頂きたいけど、俺らは日本にいてくれたらうれしい。日本国民としてあるからさ。昨日の時点で通訳の方が日本にいるから勝手にいるんじゃないかって」と語った。
メジャーのMVPや新人王の発表では、スタジオと選手の自宅などを中継をつなぎインタビューを行うことが慣例になっている。その際に選手は家族や恋人と登場するケースが多く、大谷との結婚1年目で初のMVP中継となった真美子夫人も、通例に従って姿を見せた。デコピンは昨年11月のMVP発表時に初登場し、2年連続の登場になった。
全米野球記者協会(BBWAA)が21日(日本時間21日)、両リーグのMVPを発表した。ナ・リーグ最終候補に選出されていた大谷は2年連続、史上12人目となる3度目、史上2人目の両リーグ受賞となった。
大谷は昨年9月の右肘手術の影響で、今季は打者に専念。打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁をマークし、史上初の「50-50」を達成した。