MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が満票でMVPに選出されたとの一報は、22日のフジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)の生放送中にも流された。2年連続3度目の獲得で、指名打者としては初。両リーグでの受賞は1960年代のフランク・ロビンソン以来となる。
選出直前に画面が切り替わり、ソファの右横に真美子夫人、夫妻の間に愛犬のデコピンを座らせる形で大谷が登場。MVP選出後に関係者と握手したり、ハグする姿が流れた。驚いた愛犬デコピンがジャンプして飛び去ると、大谷も驚いた様子が流れた。
番組開始直後から、スタジオはこの話題で大盛り上がり。発表前に「今年はネコがいるかも」とジョークを飛ばしていた番組コメンテーターでフジテレビの風間晋解説委員は、「すごいね、やっぱりやってくれたね」と満足そう。戦略アドバイザーの唐木明子氏は「皆で取ったなって感じですね」と笑顔を見せた。
お笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザーは「大谷翔平賞は打者で作るのか、投手で作るのか。二刀流のスターを狙って、その中で選手が生まれてくる」と楽しみにしていた。
大谷は今季、右肘手術の影響で指名打者に専念。MLB史上初の「50ー50」(50本塁打、50盗塁)を大きく上回る54本塁打、59盗塁という前人未到の記録を達成した。本塁打王のほか、130打点で打点王の2冠に輝いた。12日にナ・リーグのシルバースラッガー賞、14日には各リーグ最優秀打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」、最優秀指名打者の「エドガー・マルティネス賞」を受賞し、オールMLBチームのファーストチームDHに選ばれた。