MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が「51ー51」を達成した際のホームランボールを落札した「ロコンド」の田中裕輔社長が22日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。その球をスタジオに箱入りで持参した。
田中社長によると、今週空輸され、大人がひと抱えするほどの段ボールで届き、4箱目でようやくボールが見えたほどの厳重包装だったという。「本当は50-50(50本塁打、50盗塁)を落札したかった。最後の最後で負けてしまった。51-51(日本時間9月20日に達成)も記憶に残っていたので、良かった。最高の試合でワクワクしました」。米大手オークションサイト「ゴールディン」で約6500万円で落札した。
実は「隠し球」も用意していた田中社長は、着ていたジャケットの右側の内ポケットから、もう1球取り出した。こちらは2021年に初めてMVPを獲得した際、最後の試合で投げた球だった。
手にしたお笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザーは「オレ、投げちゃいますよ。うわっ、土ついてる」と球の表面を見つめていた。
田中社長は「リーボック」も経営している。東京・渋谷店では23日から27日と、12月14~31日、大阪・心斎橋店で11月30日~12月4日、福岡・博多店で12月7~9日に、「大谷翔平選手51-51ホームランボール3都市撮影ツアー」を行うと明らかにした。撮影チケット1000円を購入すれば、展示されているこれら2つの球が撮影できる。