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HiHi Jets作間龍斗、単独主演舞台で岡山弁操る “岡山の奇跡”桜井日奈子が太鼓判

日刊スポーツ 2024年11月23日 18時30分

HiHi Jetsの作間龍斗(22)が23日、東京・本多劇場で、この日初日を迎えた主演舞台「138億年未満」(23日から12月8日、同所など)取材会に出席した。

作間が舞台作品で単独主演を飾るのは今回が初めて。慣れない演劇畑で座長を務め「うれしくもあったけどプレッシャーの方が大きかった」としながらも「精いっぱい、楽しみながら良い物をお届けする気持ちでいっぱいです」と初々しく意気込みを語った。

1996年の岡山県を舞台に、若者の希望と挫折を描く青春群像劇。作間は映画同好会に所属する高校生、桜井日奈子(27)はヒロインであり、ダンス部に所属する学校のスターを演じる。

桜井は岡山県の出身だが、岡山弁で芝居をするのは自身にとって初。共演の蛙亭・中野周平も同郷のため、二人でキャスト陣に方言指導を行ったという。桜井は“教え子”作間のスムーズな習得ぶりに「耳がすごく良い。本読みの時に完璧にしゃべっていたので、耳も良いし頭も良いんだなと思いました」と感心した様子。標準語に近いこともあり扱いやすかったようで、作間は「(岡山弁は)標準語プラス、ちょっとだけ方言。語尾だけ『じゃが』とか。たまにイントネーションが違ったり、難しいところも入ってきたりするのでおふたりに助けられました。まわりにネーティブの方がいてくださると盗める物がある」と感謝した。

桜井は作品について「昨日までブラッシュアップし続けてきました」と自信を見せ「自分にとってのターニングポイントだったり、環境が変わって心がせわしないタイミングって大変だったと思う。自分の大変だった時間、今思えばいとおしかったり、良い思い出になっているものを思い出してもらうきっかけになってもらえれば。間違いなく、見て良かったと思ってもらえるような作品」と呼びかけた。

作間は「どんな人にも共通して弊害や行きづらさがあって、夢にたどり着けなかったり、たどり着いてもそれが幸せなのか分からないというのは、自分だけじゃなくて、大なり小なり他の人にもあるということが、ぼくもこの舞台を通して知れて安心できた」と作品のメッセージ性を挙げた。【望月千草】

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