元鳥取県知事の片山善博氏(73)が25日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏(47)に対し、公職選挙法違反の疑いが指摘されている件に言及した。
片山氏は公職選挙法でSNSなどの規定が少ないことに言及。「現状を踏まえて、現行の公職選挙法との間にどういう齟齬(そご)があるのか、何が足りないのか、良い機会ですからきちっと整理して、必要な改正は早急に行うべき」と持論を述べた。
続けて「選挙運動は立候補した場合、自分が当選するために行うのに、人を当選させるために立候補するなんて想定していなかった。ところが今回出てきた。そういうことを含めて、大幅な現代にあった見直しが必要」と、斎藤知事支援のため立候補した立花孝志氏を念頭に発言した。
一方で、「現行法で選挙運動をやっているのだから、今の公職選挙法は古いから無視していいというわけではない」と指摘。「今回の問題も現行法に照らして、合法だったのか違法だったのかは、きちんとやらないと公正さが失われる」と主張した。