元衆議院議員の豊田真由子氏(50)が27日、MBSテレビ情報番組「よんチャンTV」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に生出演。兵庫県知事選で再選されたばかりの斎藤元彦知事(47)をめぐる「公職選挙法違反疑惑」について言及した。
豊田氏は「公職選挙法の一番の理念は何かというと、お金をたくさん持っている人が、それを利してたくさん人を雇って有利に選挙活動をすることは不公平、不公正であり、それを抑制しなければならないということ」と説明。
続けて「スタッフの数の上限を決めて、そこはお金を払っていいけど、それ以外の人は必ずボランティアでやってくださいねと。お金持ちだけが当選するような政治はダメですよ、っていう考え方なんです」と公選法の理念を解説した。
その観点から今回の件について、最大の論点は「会社が仕事として受けたのか、個人としてボランティアとして受けたのかがポイント。斎藤知事の主張が正しければセーフだし、PR会社のコラムに書かれていたことが事実ならアウト。今の段階では何が正しいのか分からない部分が多く、ダメともいいとも言えない状況。一番大事なのは、公平公正中立に、色眼鏡で見ないで、本当のファクト(事実)は何かということを見極めること」と述べた。