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25年度後期朝ドラ「ばけばけ」高石あかり&トミー・バストウが小泉八雲旧居で2ショット会見

日刊スポーツ 2024年11月28日 19時22分

NHKの25年度後期連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロイン、松野トキ役の女優高石あかり(21)と、トキの夫でラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとしたヘブン役の英国出身俳優トミー・バストウ(33)が28日、舞台となる島根県松江市を訪問し、国指定史跡の小泉八雲旧居で2ショット会見を行った。

2人は街の散策なども行ったといい、高石は「やっと島根に来ることができました。当時の雰囲気が残っているようなところもあって、その時は自分の家から相手の住んでいるお家や宿が見えていたんだろうなと。そういうことを思いながらドラマを演じられると思うと楽しみだなと感じています。役のイメージもより膨らみました」と語った。

国内246人、海外から1521人の計1767人が参加したオーディションを勝ち抜き、前日27日に同役を務めることが発表されたばかりのトミーは「(街に)感動しました。神秘的で思ったより寒い」と笑いつつ「わくわくしています。10年前から日本語を勉強し始めて、まるで夢の中にいるようです。責任感も感じています」と気を引き締めた。

お互いの印象について、高石は「優しいオーラに包まれている方で、すごく真摯(しんし)に作品、小泉八雲さんに向き合われている。そういうところも尊敬しますし、ゆっくり関係をつくっていけたら」と話した。トミーは「すばらしい演技にひかれました。会った瞬間、すごくいい人だと思いました。一緒に役を作ったりすることを本当に楽しみにしています」と語り、隣で聞いていた高石は「染みるわ~」と笑顔。トミーも「シミルワ~」と応じ「私の片言の日本語を頑張って聞き取ってくれて感謝しています。これからもっと会話できれば」と“夫婦仲”の発展にも意欲をみせた。

同ドラマは松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツをモデルに描く。トミーは07年、ロックバンド「FranKo」を結成。リードボーカルとして現在も活躍中。08年「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日」でメジャー映画初出演。俳優としてキャリアをスタートさせると、18年から米国にも活動を広げる。24年エミー賞受賞ドラマ「SHOGUN 将軍」にも出演している。

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