次世代グローバルグループ「NCT」から誕生した6人組ボーイズグループ「NCT WISH」が28日、パシフィコ横浜国立大ホールでデビュー後初の単独ツアー「2024 NCT WISH ASIA TOUR LOG in JAPAN」横浜公演を開催した。
韓国の大手芸能事務所「SMエンタテインメント」のダンス＆ボーカルグループ「NCT」最後のユニット。同事務所初のオーディション番組でメンバーが決定し、今年2月にデビューした。同ツアーは全国6都市12公演で計約3万人を動員予定で、全公演ソールドアウトとなっている。
この日は、パフォーマンスを通して観客とともにゲームをクリアしていく世界観で、「Dunk Shot」ではバスケットゴールにシュートを決められなかったメンバーが、かわいいかぶり物をする演出で盛り上がった。
その後は「Wishful Winter」「Songbird」など、27日に先行配信された日本ファーストアルバム「WISHFUL」収録曲を中心にパフォーマンス。約2時間、ファンと一体となって大盛り上がりのステージを作り上げた。体調不良で活動休止中のリクは欠席した。
ユウシ（20）はライブ終盤、「みなさんの顔を見ると涙が出そうに…」と感極まり、「こうやってたくさんの方に来てくださって、ありがとうございます」と熱い声援に涙を見せた。
シオン（22）は「シズニー（ファンの愛称）を愛しているので、シズニーの幸せのために6人で頑張ります」と決意を表明し、リョウ（17）も「公演のたびにみなさんとの絆が強くなっている。絆を強くするためにたくさん活動して、信じてもらえる存在になれるように頑張ります」と話した。【野見山拓樹】