なにわ男子が1日、グループ初のアジアツアー「Naniwa Danshi ASIA TOUR 2024+2025 ‘+Alpha’」台湾公演を完走した。台北アリーナにて11月30日から2日間行われ、2万2000人を動員。「ダイヤモンドスマイル」「初心LOVE」など全30曲を披露した。
訪台を待ちわびた台湾なにふぁむ(ファンの呼称)の大歓声に包まれながら幕を開けた。アジア圏で高い人気を誇る道枝駿佑(22)が「大家好! 我們是浪花男子!(みなさんこんにちは! 僕たちがなにわ男子です!)」とあいさつ。藤原丈一郎(28)は「再大聲點(もっと声を聞かせて)!」とあおり、高橋恭平(24)は「我愛你們!(愛してるよ)」と甘い言葉で会場の熱気を高めた。
海外公演らしいアレンジの続出に会場は熱狂の渦だ。デビュー曲「初心LOVE」では道枝が、せりふパート「ねぇ、今もだよ」を現地の言葉でささやくと悲鳴の様な大歓声。それを合図に、ラストのサビを台湾語で歌唱。メンバーの個性あふれるパフォーマンスでファンの心を仕留めた。
公演のラストでは、7人から「皆さんへお手紙を書いてきました!」と感謝の思いを現地の言葉で伝えた。道枝は「みんなとたくさん愛を交換できてうれしかったです!」、長尾謙杜(22)は「海を渡って僕たちの音楽が愛されていて今日の思い出は一生大切にします。また会おうね」と再会を約束した。
鳴りやまない「なにわ! 男子!」コールに応えるように、急きょステージに再登壇。急きょのダブルアンコールでは「ちゅきちゅきハリケーン」を一体となって歌唱し、西畑大吾(27)は「皆さんのおかげでステージにもう1回立つことができました」と国境を越えた、ファンとの絆を確かめ合った。過去、嵐やSUPER EIGHTなど先輩グループも立った舞台で、まがいもない“なにわ人気”を証明。国民的アイドルの系譜を継ぐ未来が見える大成功のステージとなった。
アジアツアーは25年1月11、12日にソウル公演、同25日、26日の香港公演でフィナーレを迎える。
▼メンバーあいさつ
西畑大吾「僕たちは台湾に来られて、とてもうれしいです!なにわ男子のこと好きになりましたか? ありがとう!」
大西流星「また台湾に帰ってきます!なにわ男子とみんなの約束です。それまで待っててね!」
道枝駿佑「皆さんも大変なことがあると思いますが、今日会って少しでも気持ちが楽になれていたらうれしいです!またこれ以上の、最高の愛をぶつけ合いましょう!」
高橋恭平「僕たちに会いに来てくれてありがとうございました!僕らの皆さんに対する想いだったり、熱量が日本中だけでなく世界中に届いていたらうれしいです!また僕たちと遊んでください」
長尾謙杜「海を渡って僕たちの音楽がみんなから愛されていて今日の思い出は一生大切にします。日本から少し離れているけどこれからもずっと近くにいてください。また会おうね。約束です。ありがとう」
藤原丈一郎「なかなか会えないけど、みんなの応援は僕たちに届いています。もう1度、台湾でライブがしたいです!その時も会いに来てください」
大橋和也「これからも日本から台湾に愛をたくさん届けます!だから、台湾からたくさんの愛を届けて下さい!たくさん受け止めます!」