今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が2日に都内で行われ、社会系ジャンルでは「裏金問題」「界隈」「新紙幣」「ホワイト案件」の4つがトップ10入りした。
「裏金問題」は自民党複数派閥がパーティー券販売収入の明細を政治資金収支報告書に正確に記載しておらず、10月の衆院選にも大きな影響を及ぼした。
「界隈」は従来は地理的範囲を表すが、近年はオタク界隈(かいわい)など「共通の人々」を指す意味合いも。風呂に入らないたちのことをネット上で「風呂キャンセル界隈」などと表現する。
「新紙幣」は今年7月に20年ぶりに切り替えとなった。目的は偽造防止とユニバーサルデザイン採用。1万円札は渋沢栄一、5000円札は津田梅子、1000円札は北里柴三郎。
「ホワイト案件」はSNSで募集される仕事やバイト情報で「ブラック」な仕事ではないとアピールする際に使われ始めた。
◆その他トップ10入り「流行語」
▽ふてほど(年間大賞)
▽Bling-Bang-Bang-Born
▽もうええでしょう
▽50-50
▽名言が残せなかった
▽初老ジャパン