政治ジャーナリストの田崎史郎氏が2日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。石破茂首相が所信表明演説の中で、「異なる意見を持つものへの寛容さを大切に」という石橋湛山元首相の言葉を引用したことについて、「短命と言われているなかで、よく短命な人の言葉を引用するなと思います」とコメントした。
石破首相が生まれた1957年(昭32)に総理となった石橋湛山内閣は、65日と短命に終わっている。田崎氏は「石破政権は来年あたり危ないと言われてました。保守勢力の一部で早く終わらせたいとの動きもありますが、そうはいかない。『やめる必要ない』と言う人が多いんです」と解説。石橋元首相の言葉を用いるのは「合意形成をしたいという意欲の表れ」と私見を示した。
国際弁護士の八代英輝氏は石破内閣について、「国会中心主義で物事が進んでいくのをみてみたい」と、手腕に期待していた。