Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」(1月9日配信スタート)の完成報告会が2日、都内で行われ、4姉妹を演じた宮沢りえ(51)、尾野真千子(43)、蒼井優(39)、広瀬すず(26)が登場した。
NHKで79~80年に放送され、向田邦子作品の中でも傑作として人気が高い作品を、是枝裕和監督でリメーク。年老いた父親の愛人問題をきっかけに、4姉妹の葛藤や秘密があらわになっていく様子を描く。
かつて向田作品に2作品出演したことがあるという宮沢は「向田先生のせりふを言う豊かさ、怖さを感じてとりこなった」と振り返り、本作への出演依頼に「夢のようなキャスティングで、こんなことが実現するんですかと思った」と感激した。
尾野も「みんなが知っているものに私が出るの? っていうのは本当に恐怖でしかなかった」と緊張感を語り、蒼井も「NHKで放送されたものが大好きで何度も何度も見て、まさかまさかまさかという感じ。怖いけど、どうしてもやりたくて『ぜひ』とお返事した」と話した。
一方、「阿修羅のごとく」を知らなかったという広瀬は「キャストのお姉ちゃんたちを聞いて、すごい、こんなチャンスないからすぐ『やりたい』って言いました。ばかな顔して飛び込みたいと思った。飛び込んじゃいました」と笑顔。撮影について「こんな現場があっていいのかなと思うほど楽しかった。しゃべりすぎ、笑いすぎですごいやせた」と大笑いしていた。