元TBSキャスターで立憲民主党の杉尾秀哉参院議員(67)が3日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、兵庫県知事に再選された斎藤元彦知事の選挙戦の内幕を伝えた11月30日放送のTBS系「報道特集」を絶賛した。
杉尾氏は「ネット上では内容について賛否渦巻いているようですが、私はテレビメディアの基本を押さえた丁寧な取材で秀作だったと思います」とコメント。「こうして後輩の報道局員が頑張っているのを見ると私も勇気づけられる。ますます頑張れ!」とエールを送った。
番組では、SNSでの支持拡大を背景に再選された斎藤知事の選挙戦や、公益通報の問題点を特集。NHKから国民を守る党の立花孝志党首が、自身の当選は目指さず斎藤知事をサポートする異例の展開となったことに加え、斎藤知事の支持者が集まったLINEグループに登録したという女性を取材。また、斎藤知事の疑惑を告発後に亡くなった元県民局長のプライバシーに関わる情報が死後も流布されていると指摘した。司会の村瀬健介キャスターは、元県民局長に対する公益通報者保護について、斎藤知事に直撃取材し、その対応について「人ごとのような回答しかありませんでした」などと、強く批判していた。