先月に不倫を報じられ謝罪した国民民主党の玉木雄一郎代表は4日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、党から同日、3カ月の役職停止処分を受けたことを明らかにした。
玉木代表は「真摯に、当該処分に従います」とコメントし支援者らに謝罪。来年3月3日までの3カ月、代表の職務は古川元久代表代行が務めることも報告した。代表辞任の意向は示さなかった。
玉木代表は、衆院選で「年収103万円の壁」引き上げを公約に議席数を4倍の28に躍進させたが、その交渉に入った矢先の先月、元グラビアアイドル小泉みゆきとの不倫が報じられた。直後の会見では不倫を「おおむね事実」と認め謝罪。一方で、与党側との「103万円の壁」をめぐる調整などから、代表職を続行していた。
その後、党の倫理委員会が調査を開始し、玉木氏も「(党の)結論には誠実に従いたい」と述べていた。
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▼玉木氏のコメント全文
本日、党の倫理委員会の報告を踏まえ、幹事長から「3カ月の役職停止処分」を受けました。真摯に、当該処分に従います。
来年3月3日までの3ヶ月間、代表としての職務は古川元久代表代行に委ねることとなります。今後、役員会及び代表としての公務等には出席いたしません。定例会見は榛葉幹事長会見に一元化します。
改めて、国民民主党の全国の仲間や、党員・サポーターの皆さま、そして、期待を寄せて下さった皆さまに心からお詫び申し上げます。
一議員として、信頼回復、党勢拡大に汗を流して参ります。