お笑いコンビ千原兄弟の兄、千原せいじ(54)が5日、大阪市の「LAUGH&PEACE ART GALLERY OSAKA」で、アーティスト玄氏の個展「GENTEN~げんとアートと時々せいじ」(15日まで)に登場し、コラボ対談を行った。
玄氏は「アートは世界を救う」を信念に活動しており、貧困、就学困難への支援や国際協力に取り組むせいじとのコラボが実現。せいじは「方向性も似てるし、つながるべくしてつながった感じ」と語った。
5月に天台宗の僧となり、「千原靖賢和尚」となったせいじだが、1年の振り返りを聞かれると「最悪やってん、年末」とボヤキ。数百万円する新車に乗り換えて5週間で「おかまを2回掘られた」。
幸いケガはなかったが、「まだ2週間しか乗ってへん」と嘆いた。
さらに、「昨日はクレジットカード詐欺で200万円引き落とされてて」。
前日に米ネバダ州で不正利用されていることが発覚し、「1年かけて、ずっとやっとんねん。去年の11月くらいから毎日3000円、2~3カ月くらいたったら5000円、9月10月くらいからは毎日1万円。ちょっとずつ増えて、ゲームの課金」と明かした。
カード会社からの保証は直近2カ月に限られ、「ゲームにはまってるやつのスピードやからセキュリティーにも引っかかれへん。カード会社に言うても『ゲーム好きなんですね』って言うから『アホか』って」とブチ切れ。
「全部計算したら涙出てくるからもうやめようって。皆さんも、毎月チェックするようにしてくださいよ」と不正理由に目を光らせるよう呼びかけた。
貧困問題に取り組んだり、僧になって動物の供養をしたりと“徳を積んで”いるにもかかわらず、踏んだり蹴ったりな目に遭っているが、「ええことある前兆やって言うヤツもいましたよ」と前向き。それでも、「ただ…200万の使い込みはアカンわ」と不正利用のダメージを引きずっていた。