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三浦春馬さんの願い結実 支援を続けたラオスの小児病院に家族宿泊施設の建設完了

日刊スポーツ 2024年12月9日 12時21分

20年に亡くなった三浦春馬さんの所属事務所アミューズは9日、三浦さんが生前、支援し、死去後も関係者が支援を続けていたラオスのラオ・フレンズ小児病院への支援の最新情報を報告。1年前から建設していた。遠方から入院、通院する子どもたちの家族が宿泊できる施設が完成したと報告した。

その上で「この宿泊棟の完成をもちまして、約4年間にわたる本支援は一つの区切りを迎えます。寄付や寄贈などの定常的な支援とは別に、三浦春馬支援としての新たな活動を行う際にはこの場でご報告させていただきます」とした。

アミューズは「三浦春馬に関するお知らせ」と題して文書を発表。「『三浦春馬支援』に関しまして、ご報告させていただきます。2020年9月4日にお知らせさせていただいておりましたとおり、弊社では三浦春馬の遺志を継ぎ、本人が「Act Against AIDS(現Act Against Anything)」の活動を通し携わってきたラオ・フレンズ小児病院へ、医療サプライの寄贈というかたちでの支援を継続してまいりました」と経緯を説明した。

その上で「支援を通じて現地と向きあうなかで、遠方から入院、通院する子どもたちの家族が宿泊できる施設が必要であると感じ、毎年の医療サプライ寄贈に加え、宿泊棟の建設も行ってまいりました」と、遠方出身で入院、治療を続ける子供の家族が泊まる宿泊棟の建設に着手した経緯も説明。

「家族用宿泊施設の必要性は本人が病院を視察した際にも感じていたことであり、現地スタッフの方からも声が寄せられていたことでした」と生前、三浦さんも懸案として考えていたと明かした。

そして「建設開始から約1年、ついに建物が完成し、無事に運用をスタートすることがかないました。これからは、屋外にテントを張り泊まっていた家族の方々が、雨風を心配することなく子どもたちに付き添うことが出来ます」と完成を報告。「この宿泊棟が、三浦春馬の想いとともに永く現地の子どもたちの笑顔に寄り添い続けることを願っております」と三浦さんの思いが、この先もつながっていくことを願った。

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