元RSK山陽放送アナウンサーで、06年に退社してフリーに転身した早田和泰(はやた・かずやす)さんが、11月30日に亡くなっていた。61歳だった。所属の昭和プロダクションが9日、公式サイトで発表した。
同事務所は「かねてより病気療養中でございました早田和泰(享年61歳)が11月30日に永眠いたしました」と報告。葬儀は「故人の生前の意志により 近親者のみにて執り行いましたことをご報告申し上げます」とし、「生前のご厚誼に感謝申し上げますとともに 謹んでご通知申し上げます」と伝えた。
早田さんは京都市出身。早稲田大学を卒業後、1989年に、RSK山陽放送に入社し、アナウンス部に配属。同局ゴールデンタイムの人気番組「VOICE21」など、夕方の情報番組で活躍。ラジオでは、音楽番組、昼のワイド番組のパーソナリティーも務め、高校野球、ゴルフなどスポーツの実況中継も担った。
91年には、ラジオドラマ「アナウンサードラマ閑谷の日々」で、日本民間放送連盟賞、優秀賞を受賞。06年に同社を退社し、フリーに転身。関西に拠点を移し、司会業もこなしていた。