元フジテレビアナウンサーで現在フリーの笠井信輔(61)が10日、同局系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。9日に亡くなったフリーアナウンサー小倉智昭さんとの思い出を語った。
笠井は、小倉さんの「とくダネ!」での「不規則発言」に対し「(笠井が)常に反対の意見を言うことで、逆に小倉さんが言いやすいようにしていた」とエピソードを語った。時に2人の意見対立がヒートアップし「小倉さんと仲良くしてください」と視聴者から言われていたという。
笠井は、当時サッカー日本代表監督だったジーコ氏が母親の死去に際してブラジルに帰った時のエピソードを披露。「試合という仕事が大事」という小倉さんと、「家族が大事」という笠井で本番中に激しい言い合いになった。「ネット時代だったら、世の中の大激論になっていた。僕も小倉さんも生きてこられたのはネットがなかったから」と笑った。
また、「とくダネ!」の小倉さんのオープニングトークについて、どんな話題を何分話すのか一切伝えられておらず、同じくMCで同局の佐々木恭子アナ(51)ど10分近くも立っていたこともあったという。
一方で、「実は初対面の人がダメ」という一面も明かした。中野美奈子(44)がMCを務めた際「かわいらしさに緊張して僕の方しか見ていなかった。いじめているとか無視しているとか誤解を招いた」と明かした。佐々木アナも「初めてスタジオにいらっしゃる女優さんに対して、『どうしよう、緊張してきた』と言って。すごくチャーミングなんです」と話した。