ロシア出身で、兵庫県姫路市で育ったコラムニストでタレントの小原ブラス(32)が11日、TOKYOMX「5時に夢中!」(月~金曜午後5時)に出演。9日に77歳で亡くなったフリーアナウンサーの小倉智昭さんを追悼した。
小原は小倉さんの名物番組、フジテレビ系「とくダネ!」で共演。「テレビで見ていると“強いことを言う方”というイメージが、私にも子どもの頃からあった」と話しつつ、「初めて『とくダネ!』に出させていただいた時はめっちゃ緊張して。ガタガタって感じだった」とした。
初出演で楽屋にあいさつへ向かう際には「ごあいさつしないと、これは小倉さんの番組だから、嫌われたら出られなくなるんちゃうかと思って。まだ知名度がなかったから、自己紹介しようとしたら『自己紹介せんでええで。ブラス君やろ? 知ってる!』って言ってくれた」と話した。
続けて「もちろん調べてくれたんだろうけど、こっちが緊張するのを見越して、全部自分から言ってくれて。『これからのお願いね』と言ってくれたのがすごく覚えていて。放送後に楽屋に行った時も『良かった!』『デーブの代わりにもっと呼ぶように言っておくから!』って冗談で言ってくれたり」と懐かしんだ。
小原は「テレビで見るのとは違って裏ではものすごく人思い。テレビで見るだけが全てじゃないから言っておきたいんだけど、全員にそういう態度。ほんまに良い人やった。おらんくなったらめちゃくちゃ寂しい」としのんだ。