11人組ガールズグループME:Iが12日、千葉・幕張メッセで年内最後の単独コンサート「2024 ME:ICONIC Sweet Holiday」を開催した。11、12日の2公演で約2万6000人を動員した。
デビュー曲「Click」から本編がスタート。「Billboard JAPAN Hot100」で総合首位を獲得した2枚目のシングル「Hi-Five」と立て続けに代表曲を披露した。リーダーのMOMONAは「最後まで悔いのない、最高のホリデーにしていきましょう!」と呼びかけた。
2組に分かれると、デビューのきっかけになったオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」内で披露された2曲をユニットでパフォーマンス。まずMIU、MOMONA、RAN、KEIKO、KOKONAが全身白のパンツスタイルで「小悪魔(Baddie)」をクールに歌い上げた。一転してCOCORO、SHIZUKU、AYANE、RINON、SUZUはピンクのスタジャンに白いミニスカートで再登場。「AtoZ」でキュートな魅力を発揮した。
トロッコに乗り、広瀬香美のカバー「ロマンスの神様」を歌いながら客席後方のファンの近くへ。サインボールの投げ込みも行い、赤髪にイメージチェンジしたRANは「私たちからのクリスマスプレゼントはどうですか? 」とほほ笑んだ。さらに2日リリースの新曲「Sweetie」を初披露した。
昨年12月に結成し、デビュー1年目にして「第75回NHK紅白歌合戦」への初出場、「第66回 輝く!日本レコード大賞」新人賞受賞を決めた。メンバーのTSUZUMIが適応障害で活動休止中のため、10人でパフォーマンスを続けている。ファンに手紙を書いてきたAYANEは「私たちが出会ってから1年がたとうとしています。たくさんの景色を見せてもらいましたし、なかなか経験できないことも経験させてもらいました。本当にありがとうございます」と感謝。RANは「年末、私たちたくさん番組に出るので、1つ1つ一生懸命、ME:Iの全力パワーを出していきます」と約束した。
アンコールを含めて全10曲を披露。YOU:ME(ファンの呼称)と過ごす初めての冬を盛り上げた。