俳優渡辺謙(65)が15日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)に出演。ハリウッドのギャラ事情を明かした。
「ラストサムライ」や「インセプション」など多くのハリウッド映画に出演する渡辺。だが予備校講師でタレントのMC林修(59)からの「向こうの仕事は厳密な契約書を交わす印象」という言葉を、渡辺は否定。「いまだにない」といい「(契約やクレームなどが)面倒くさい人だけやるんですよ」と明かした。続けて「これをやらないとダメ」「これをやってほしい」と作品側に対して条件を積む役者もいるというが、「ほとんど僕はない」と話した。
またギャラについて「当然、納得できる額?」と林から聞かれると、首を横に振り「日本で仕事してる方が全然稼げる」と渡辺。ラストサムライでは「結局、新人扱い」だったといい「日本で8カ月仕事したら、もうちょっとお金になる。下手すると半分」とした。ただ「ものすごく大きな、強い名刺を作ってもらった感じ」とも話した。