元「青汁王子」こと実業家の三崎優太氏(35)が17日までにYouTubeチャンネルを更新。ユーチューバーてんちむ(31)をめぐる裁判に言及した。
三崎氏は「てんちむに約4億円の賠償命令が出たことについて解説します」と題した動画を公開。てんちむは20年に施術した豊胸手術を隠しながらナイトブラをプロデュースしたことをめぐり、当該商品の企業から5億円相当の損害請求された裁判で敗訴したとされ「さすがに同業者として、てんちむがかわいそう」と切り出した。
三崎氏も通販ビジネスを手がける立場から、てんちむとトラブルが生じたメーカーのこれまでの対応について疑問点をあげ、さらに今回の裁判について「メーカーが『この炎上騒動で損をしたから払いなさい』という理屈。これ普通、同業者として思うんだけど、契約しているタレントにやります? さすがにちょっと大人げないと思うんですよ。だって少なくとも(てんちむがプロデュースした商品の)モテフィットで利益をいっぱい上げていたわけですよ。おかしな広告をやっていたのは僕はメーカーの責任だと思っているし、業界的にはそういう流れなのに、さらに追い打ちをかけるようにお金を取るのか。そういうことをやっているとその会社のイメージモデルをやろうとか広告契約をしようというタレントやインフルエンサーは多分いなくなると思う」と私見を述べた。
裁判の今後については、てんちむが控訴すると予想した上で「(今回の裁判は)あまりにもやりすぎだと思うし、それでも裁判で3億8000万弱のお金を払いなさいという命令が出るのも今の日本なんです。裁判の結果、てんちむが負けてメーカーさんが勝ってるんで、それが正義なんですけど」と説明しつつ「これがまかり通ってしまうと、この業界の未来だったりインフルエンサー、タレントの保護っていう観点においてはすごく問題がある結論が出たんじゃないかと思います」と懸念を示した。