将棋の渡辺明九段(40)が膝の手術のため、19日から来年1月20日まで休場すると、日本将棋連盟が19日、発表した。
休場期間中に予定されていたA級順位戦7回戦の永瀬拓矢九段戦は延期となり、インターネットテレビ、ABEMA「将棋チャンネル」の「ABEMAトーナメント2025」には不出場となり、オリジナル対局企画「ABEMA地域対抗戦2025」で務めている関東Bの監督は交代する。
渡辺は13日の千田翔太八段(30)とのA級順位戦6回戦で左膝の痛みを理由に投了した。
渡辺は同日、X(旧ツイッター)を更新。「今日の対局、最後まで指せずに申し訳ありませんでした」と謝罪した上で「膝の手術は近い日程で決まっていて、今日は当面の最後だったので、やりきりたかったのですが、強い痛みがきて、順位戦の終わる時間を考えると無理だと判断しました」と経緯を説明していた。