将棋の増田康宏八段(27)が19日までにX(旧ツイッター)を更新。藤井聡太棋王(7冠、22)への挑戦者として、意気込みをつづった。
増田は17日に東京・日本将棋連盟で行われた第50期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負第1局で、斎藤明日斗五段(26)に勝利。棋士人生初のタイトル戦への挑戦が決まった。
Xを通じ「棋王戦挑戦することが出来ました!! タイトル戦出場は子供の頃からの夢だったので、とても嬉しいです」と書き出した上で「初の五番勝負と和服での対局を楽しみたいと思います!」と意気込んだ。
棋王戦第1局は来年2月2日に高知で開幕する。
東京都出身の増田は森下卓九段門下。奨励会の三段リーグを突破し、14年10月に四段としてプロデビュー。今年3月にA級入りし、八段昇段。棋戦優勝は新人王戦の2回。
藤井7冠がデビュー戦29連勝目の相手が当時、四段の増田だった。藤井は次の佐々木勇気五段(現八段)に敗れ、30連勝はならなかった。