イエスとブッダが神頼み！？ 俳優松山ケンイチ（39）と染谷将太（32）が19日、東京・台東区の上野東照宮で、ダブル主演映画「聖☆おにいさんTHE MOVIE～ホーリーメンVS悪魔軍団～」（福田雄一監督、20日公開）の「神々による神頼み大ヒット祈願」を行った。
同作はギャグ漫画「聖☆おにいさん」の長編シリーズ「スクリーンへの長い途（みち）」の実写化で、神と仏と天使と悪魔が入り乱れるスペクタクルコメディー。松山は神の子イエスを、染谷は仏の悟りを開いたブッダを演じた。
徳川家康をまつる神社の金色の拝殿を前に、松山は「重要文化財で、とてもパワーのある場所で祈願させていただくのは光栄。映画自体にすごくパワーがついたんじゃないかなと思います」。染谷は「いよいよ明日から始まるんだなと背筋が伸びる思いです」と話した。
20日に公開初日を迎える。初日舞台あいさつを行う映画も多い中で、松山は「朝イチからドラマの撮影です。セリフ、ちゃんとしゃべれるかなってことしか考えてない。映画館には行けません」と別件でスケジュールが埋まっている様子。すると今作プロデューサーで、「走馬灯に現れる人」としても出演している山田孝之（41）が「明日、ムロツヨシさんとご飯食べようって話になってるんで、ご飯の前に聖☆おにいさん見に行きませんかってメッセージを送りました。おそらくムロさんと2人で見に行くと思います。ちょい役2人で」と明かした。ムロツヨシ（48）は「カンペを読む人」役で出演している。
運試しでおみくじも引き、山田が大吉、松山が中吉、染谷と福田監督（56）が小吉。それぞれ結果は違うものの、おおむね「人頼みが吉」という内容のアドバイスが書かれていた。
山田は「人に頼る…。ちょっと明日、ムロさんとなんか頑張ってみます。呼び込みとか。劇場前で」と、体を張った集客方法を提案して笑わせた。