お笑いコンビ、クロスバー直撃の渡邊センス(40)が写真週刊誌「フライデー」発行元の講談社に損害賠償や訂正記事を求めた裁判の第4回弁論準備が19日、オンラインで行われた。
約20分間で終了し、次回は来年2月13日にオンラインで非公開で行われる。前回取材対応した渡邊の代理人弁護士が所属する八重洲総合法律事務所は今回は応じず。フライデー側の代理人を務める法律事務所ヒロナカの弘中惇一郎弁護士も取材に「特にお話しすることはありません」と答えた。
渡邊は前回の弁論準備終了後に自身のXに「やっと次回、向こう側(FRYDAY)が証拠を提出する流れになりそう」とつづっており、今回は主に講談社側から記事内容に対する主張が行われたとみられる。
今回の裁判は、ダウンタウン松本人志(61)が昨年末に「週刊文春」に性的行為強要疑惑を報じられたことを発端に、その関連として「フライデー」が18年実施の松本と渡邊らの酒席に参加した女性への対応をめぐる記事を掲載したことに渡邊が名誉毀損(きそん)などの訴えを起こしたもの。
松本も「週刊文春」に対し、名誉毀損(きそん)されたとして発行元の文藝春秋らに5億5000万円の損害賠償などを求める訴訟を起こしていたが、11月8日に双方合意のもとでの終結を発表。渡邊の裁判はそのまま続けられており、去就が注目されていた。次回期日も設定されていることからこのまま裁判は継続の流れで、来年、再来年での決着となることがほぼ確実となった。