英王室のウィリアム皇太子(42)とキャサリン皇太子妃(42)夫妻が19日、今年のクリスマスカードを公開した。
今年はキャサリン皇太子妃が年明け早々に腹部の手術を受け、その後にがんと診断されたことを公表して化学治療を受けるなど病との闘いの1年だった。そんな一家が今年のクリスマスカードに使用した写真は、9月9日に化学療法を終えたことを発表するため公開した動画の一コマだった。
一家の別邸アンマーホールがあるノーフォークで撮影されたもので、笑顔のウィリアム皇太子とキャサリン皇太妃が、ジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)と腕を組んで並ぶ微笑まし写真に「クリスマスと新年が素晴らしいものになりますように」とメッセージが添えられている。
一家は現在、アンマーホールでクリスマス休暇を過ごしており、19日にバッキンガム宮殿で行われたチャールズ国王主催のクリスマスの昼食会には出席しなかったものの、来週は国王の私邸サンドリンガムで行われる恒例のクリスマスの集いに出席を予定している。一家は今年もクリスマス礼拝に出席し、その後は市民と触れ合いながら沿道を歩くものとみられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)